ミモザの森のチェシャ猫館
好きなこと好きなだけミモザ☆の日々の想いを綴ります    

『ラストゲーム』

こちらからリンクさせていただいている役者さんblog『好球筆打』管理人土屋 士さん
野球指導で参加された映画
ラストゲーム~最後の早慶戦』  観て来ました~。
学徒出陣の勇ましく頼もしいけれど胸痛む映像はよく見たことがありましたが
それを前にして学生野球の試合が催されたことは知りませんでした。
そしてその開催にこぎつけるまでの苦悩や努力、時代を反映した悲しみや
エピソードの数々に本当に心打たれました。
前作の神山監督作品も同様に声高に反戦を叫んではいないのですが、
ひしひしとその傷みや悲しみが伝わってきます。
死ぬかもしれない出陣を前にした青年達の凝縮した思いと一瞬の生の煌きに
熱い涙が流れました。
試合直後両校が互いの校歌を歌い始めるともう嗚咽が漏れそうでした。
実際は『海ゆかば』も歌われたそうで、それを聞いたらきっと号泣でしたね。
海軍さんだった父を想い・・・

お話もよかったけれど、役者さん達が本当に素晴しかった!!!
ベテランの役者さんの思わず掌を握り締めてしまう緊迫感と迫力の演技は
その人の人生も人間性もすべてを包含し、それらが滲み出てくるようでした。
前半の石坂小泉信三塾長の申し込みに柄本飛田穂洲が最後の早慶戦の
開催を受け入れるところのシーン!
凄かったです。このシーンを見ることが出来ただけでも満足と思ってしまったぐらい・・・
時代を抱え込んで戦死の息子を褒め称え本心を押しつぶされた父役
山本 圭さんの痛ましさ。
『私は立派な母親ではありません』と叫んだ母役富司純子さんの言葉に、
三人の子供の母たる私は心が震えました
学校を守ろうとの思いに頑なな藤田まこと早稲田学長も・・・
なんて素敵な役者さんたちでしょう。
若い役者さん達も男気に満ちて当時の青年の熱と純粋さ、力強い生命力を感じました。

戦争批判の思想を非難され迫害され、教壇を追われてもその志を変えない教授たち。
『それが教育だと思います』という穂洲の言葉が今の教育現場に繋げてズンと来ましたね~
うちの西川流日舞も昭和二十年の夏には名古屋をどりを起こしましたが、
早慶戦も11月に戦後初の試合を開催したそうです。
どちらも戦争で心身傷ついた人々を励まし復興の力となったのだと思います。
野球の好き嫌いに関わらずぜひたくさんの老若男女の皆様に観ていただきたい作品です。

ストーリーに入り込んでしまって桃威君の姿を見つけることが出来ませんでした~(A^^;)
え?もしかして別当 薫?ってこたぁないよね。
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